スポーツ 野球

球夏2025第12日

出水商、逆転勝ち!

 第107回全国高校野球選手権鹿児島大会第12日は7月17日、鹿児島市の平和リース、鴨池市民、両球場で2回戦4試合があった。出水商は8回に4点を挙げて加世田を逆転、6-5で競り勝った。シード樟南、れいめい、鹿屋農は完封勝ちで3回戦に勝ち進んだ。第13日は18日、両球場で3回戦4試合がある。

◇17日の結果

・2回戦(平和リース) 樟南 4-0 松陽  出水商 6-5 加世田

・2回戦(鴨池市民) 鹿屋農 7-0 屋久島(7回コールド)  れいめい 4-0 頴娃

◇18日の試合

・3回戦(平和リース) 9:00 尚志館VS鹿児島実  11:30 鹿児島工VS鹿児島玉龍

・2回戦(鴨池市民) 9:00 神村学園VS鹿児島南  11:30 国分VS加治木

下位打線粘り、逆転!・出水商

 初回、出水商が野選で先制すれば、その裏、加世田は一塁悪送球で、一走が一気に生還し、同点に追いつく。2回表、出水商は捕逸で勝ち越せば、3回裏、加世田は3番・田原大翔(2年)の左前適時打で振り出しに戻す。序盤、3回は両者ミスが絡んだ点の取り合いだった。

 中盤は両者試合を立て直した中、再び試合が動いたのは6回裏だった。加世田は二死から四球、安打で一二塁とし、8番・小川洋生主将(3年)が中越え適時二塁打を放ち、2点を勝ち越した。

 出水商は8回表、先頭の5番・森藤崇(3年)が左翼線二塁打を放ち、6番・茂原遼大(3年)が中越え二塁打で続き1点を返す。エラーで同点に追いつき、8番・井手日向(2年)は左越え三塁打を放って勝ち越しに成功。9番・山下健太郎(3年)の野選で2点差とした。下位打線の長打攻勢と粘りで逆転に成功した。

 9回裏、加世田は二死二塁から4番・宇都虎太郎(2年)の中越え二塁打で1点差とし、なおも同点の好機だったが、反撃もここまでだった。

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