
バスケットボールのBリーグが近年、企業の注目を集めているという。来季の2026年シーズンからは、現行のB1―3を改変。新たにBリーグ「プレミア」を頂点として「ワン」「ネクスト」となる予定だ◆戦績だけでなく、売上基準12億円以上、アリーナの座席数5000席以上などの基準が最上位のプレミアには求められる。なかなか高いハードルだが、大きなビジネスチャンスを生み出す可能性を秘めており、IT企業など成長産業が着目し、投資の対象にもなろうとしている◆鹿児島レブナイズはBリーグ初年度となる16年にB2に参入したが、苦戦を強いられB3へ降格。更には運営会社の経営難も発覚し、存続の危機に立たされたこともあった。その後の紆余曲折を経て、21年からは東京のIT企業・Wiz社がオーナーとなり、24年にB2昇格を果たし、24―25年シーズンは西地区2位で、B1昇格プレーオフ進出を勝ち取った◆B1昇格は果たせなかったが、営業成績も年間約2億円ずつ伸びており、観客動員も増えている。右肩上がりで安泰のようにも思えるが「持続可能にしていくのはそんな簡単なものではない」と山崎俊オーナーは言う。行政や大企業が協力し、レブナイズをセンターピンとした地域創生の必要性を訴える。「現行のB2最後の年を笑って終われるようにしたい」と鮫島和人GM。今年10月からの新シーズンは鹿児島の「地域力」が試されることになりそうだ。
