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学校部活動と地域クラブ(奄美新聞新年号)vol1

中学生スポーツの未来

 近年、学校部活動の地域クラブ移行が大きく取り沙汰されている。少子化、教員の働き方改革などが、今までのような部活動の在り方を見直す契機となった。子どもたちのスポーツ、文化芸術活動は学校から、地域クラブへと移行し「地域の子供は、学校を含めた地域で育てる」(スポーツ庁ホームページ)方針を国が定めている。その昔、中学生になってスポーツや文化芸術活動を始めたいと思ったら、学校の部活動に入るのが「当たり前」に思っていた。そんな世代(1974年生まれ)の感覚からすれば、この改革は大袈裟にいえば、江戸時代までの「封建制」から明治維新を経て「近代市民国家」へと変わるほどの大変革のように思える。言葉の意味は理解できるが、実際の現場はどのような姿を描いて活動しているのだろうか。クリアすべき課題も山積みのようにも思える。対象を中学生世代のスポーツに絞り、県内の部活動、地域クラブ活動の今と、これからの未来をレポートする。

部活動改革の方針

 国は2023年度から今年度までの3年間を学校部活動の「改革推進期間」、26年度からの6年間を「改革実行期間」と定めている。メディアなどでは「地域移行」という言葉が先行しているが、国や県などの公の機関は「地域移行」ではなく「地域展開」「地域連携」と表現する。これまで部活動として学校で行ってきたことを全て地域クラブに丸投げするのではなく、学校も地域も協力し、活動の場を作っていく。現在進んでいるのは、土日祝日の地域クラブ展開・連携。平日はこれまでのように学校で部活動をし、土日祝日は地域クラブで活動する。

 県の保健体育課によると、県内43市町村のうち、これまでに20の市町村で何らかの地域展開の取り組みがあるという。未だ半分に満たない市町村でしか取り組まれていない点からも、実行の困難さを象徴しているように思える。まずは従来の部活動に携わる人たちは現状と未来をどのようにとらえているのだろうか。

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