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レブナイズ、新シーズンの活動スタート

「バモス」の熱狂を再び!

 男子プロバスケットボールの鹿児島レブナイズが8月18日、鹿児島市の郡山体育館であった練習を報道陣に公開した。3季目となるフェルナンド・カレロ・ヒルヘッドコーチ(HC)が合流。外国籍選手もゲインズをのぞく全選手が合流し、10月から始まる新シーズンに向けての本格的な活動がスタートした。

 午前中、約2時間、基本練習で汗を流した。新主将に抜擢された藤本をはじめ、兒玉、飴谷、藤田ら昨季から残る6選手に、福島から加入した多田、B1経験豊富な遠藤、経験豊富なアウダ、チーム初のアジア特別枠登録となるレバノン出身のラバイら6選手が新たに加わった。3季目となるカレロHCは「第2の故郷となる鹿児島に帰ってきた」と帰還報告。過去2シーズンで浸透したハードで組織的な守備、スピーディーな攻守の切り替え、全員で出場時間をシェアする「バモススタイル」のバスケットをベースに、新たに加わった6選手の良さを加え「日々進化し続けるバスケットで、鹿児島の人たちを熱狂させ、楽しませたい」と新シーズンへの意気込みを語った。

 藤本巧太主将は「とにかく開幕まで、オフコートも含めたあらゆる準備が大切」と準備の大事さを強調。得意なプレーは3ポイントであり、日本人エースとしての活躍が期待される多田武史は「エースということは特に意識していないが、チームから与えられた役割を果たして勝利に貢献したい」と抱負を語った。

 今季からレブナイズで選手・HCとして活躍した鮫島和人氏がGMに就任。B2が発足した初年度の16年に主将だった。当時、B3降格、更には経営難によるチーム消滅の危機などを経験しただけに「観客動員も飛躍的に増え、夢が実現できるところまできている」ことに感慨深いものがあった。Bリーグは26年シーズンから新編成となるため現行のB2としてはラストシーズンとなる「最後にカレロHCが笑って終われるよう、全力を尽くしたい」と意気込みを語っていた。

 レブナイズは9月6日にB1の越谷アルファーズ、7日にB2のライジングゼファー福岡と西原商会アリーナで、13、14日はB3のトライフープ岡山と県体育館でプレシーズンゲームを戦う。25―26シーズンのB2開幕戦は10月4、5日、西原商会アリーナで愛媛オレンジバイキングスと対戦する。

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