
夏の高校野球鹿児島大会が始まった。今年も暑く、熱い季節がやってきた。例年だと、大会序盤は梅雨の真っ只中であり、雨の中での試合や、順延などもあるが、今年はとっくに梅雨が明けて、初戦から本格的な暑さの中で、試合が続いている。選手や部員はもちろんのこと、スタンドで応援する観客も、暑さ対策はマストである。今年で夏の鴨池の野球取材27年目となる筆者なりの「暑さ対策」を紹介しよう。
衣装では帽子が必携。上着のシャツは長袖をおススメする。最近、スポーツ店にいけば、身体にピッタリフィットするコンフィッとシャツがある。着ることによって涼しくなる逆転の発想に人類の英知を感じる。日差しのきつさを回避するためにはサングラスも欠かせない。水分補給が大事なのはいうまでもない。ペットボトルも1・5㍑以上の大きなものがいい。ちなみに筆者は1㍑の空ペットボトルに薄めの麦茶を凍らせて持っていくようにしている。かなりの時間長持ちする。頸動脈を冷やすにも便利である。頸動脈を冷やすためにタオルと少し大きめの保冷剤を持っていくといい。市販のネッククラーが百均でも売っているが、あまり長持ちしないので保冷材の方がいいと感じている。ベンチの選手たちが試合の合間に氷嚢を頸動脈に当てているのがヒントになった。頸動脈を冷やすことで全身を冷やすことができる。
何より大切なのは栄養と休養をしっかりとること。観戦の参考までに。