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25年度鹿児島県高校総体陸上第3日

濵田(鹿南)、2年連続の大会新!

 2005年度鹿児島県高校総体陸上第3日は5月22日、鹿児島市の白波スタジアムであった。

 男子円盤投では前回覇者の濵田琉輝(鹿児島南)=写真=が48m83を投げ、2年連続の大会新記録で2連覇を達成した。女子同の松元美春(出水)も2連覇だった。男子五千は前田陽向(鹿児島城西)が制し、千五百と合わせて2冠を勝ち取った。

 第2日は21日、同会場である。各種目6位(※女子棒高跳は4位、女子競歩は5位)までが南九州大会(6月12―15日・熊本)に出場する。

※成績の詳細は下記リンクより

https://gold.jaic.org/jaic/member/kagosima/2025/result/kosotai/kyougi.html

男子円盤投 ①濵田琉輝(鹿児島南)48m83=大会新

女子同 ①松元美春(38m36) ②鵜木逢未(鹿児島)31m50 ③伊地知ユニス(沖永良部) 31m09

「サブ種目」でも表彰台・伊地知(奄美新聞掲載)

 前日の女子砲丸投に続いて円盤投でも3位。連日の表彰台に伊地知ユニス(沖永良部)は「サブ種目でも表彰台に上がれたのがむっちゃうれしいです」と満面の笑みを浮かべた。

 「メーン種目」の砲丸投と同じく、円盤投も「緊張して、力んでいた」と振り返る。8人中4番手で決勝に進んだが4、5投目と記録は28m台に留まり、6投目では5番手だった選手に上回られた。ラストチャンスの6投目。意識したのは前日と同じく「落ち着くこと」。技術的には「回転を滑らかにすること」。砲丸投の時と全く同じ原理である。首位の松元(出水)の投てきを観察していると、回転が滑らかなのに加えて、最後に投げるところだけグッと力を入れていた。取り入れてみたら、初めて大会で30mを超える投げを見せることができた。

 力まずにスムーズにターン、最後の一瞬に全ての力を込める。砲丸投にも、円盤投にも重なる技術である。理屈は分かっていても、身体で「再現」できるようにするためには、地道な反復練習が欠かせない。中には何かきっかけをつかんだら、短期間でうなぎ上りに記録を伸ばす選手がいる。県総体の砲丸投と円盤投でつかんだ手応えは、間違いなくその「きっかけ」になったはずだ。

男子八百 ①田中琉心(鹿児島城西)1分53秒56

男子棒高跳 ①大園蒼依(鹿児島南)4m00 ②田原来琉(鹿児島商)3m90 ③今村剛旗(鹿児島南)3m90

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